行政書士過去問ドリル

解答 行政書士試験 平成18年51問

一般知識

○:3.ア4.7 イ270 ウ1.57 エ25.1


問51 日本における高齢化・少子化現象に関する次の記述の空欄[ア]~[エ]に当てはまる数値の組合せとして、正しいものはどれか。

日本の高齢化率(65歳以上の人口が総人口に占める割合)の最低値は、1935年(昭和10年)の[ア]%であった。その一方で、出生率の低下は戦前から始まっていたが、1940年代後半のベビーブームでは出生数が年間約[イ]万人に達した。その後1950年代以降、合計特殊出生率は急激に低下しはじめ、昭和から平成に移った1989年には、「丙午(ひのえうま)」の年の数値を下回る[ウ]に落ち込んだ。他方で、死亡率の改善等により高齢化が進んでおり、2013年(平成25年)には高齢化率が[エ]%へと上昇した。高齢化率は今後も上昇し続け、2025年(平成37年)には30%程度になると予想されている。

選択肢(解答ページでは、出題時の順番に戻ります)

☓:1.ア11.3 イ270 ウ2.7 エ25.1

☓:2.ア4.7 イ410 ウ2.7  エ25.1

○:3.ア4.7 イ270 ウ1.57 エ25.1

☓:4.ア4.7 イ410 ウ1.57 エ19.5

☓:5.ア11.3 イ410 ウ1.57 エ19.5

解説

ア.「4.7」
日本の高齢化率は、1935年の4.7%が過去の最低値である。
イ.「270」
戦後のベビーブームでは出生数は年間約270万人に達した。
いわゆる団塊の世代と呼ばれるのは、1947年から1949年までに生まれた人を指す。
ウ.「1.57」
低下を続けていた合計特殊出生率は、1989 年(平成元)の1.57%となった。
これは、1966年(昭和41年)の丙午(ひえうま:丙午の年は火災など厄が多い迷信によって、その年に生まれた人の性質は激しいという迷信に転化し、出産抑制が生じた。)における合計特殊出率1.58%を下回っており、「1.57ショック」と大きく報道され、社会的関心を集めることになった。
エ.「25.1」
日本の高齢化率は、2007年(平成19年)に21.5%となり、超高齢化社会に突入し、その後も上昇し続けて2013年(平成25年)には、25.1%に至っており、このままで行くと2025年(平成37年)には30%程度になると予想されている。
なお、日本の高齢化率は世界1位であり、その進行速度(高齢化社会:7%超→高齢社会:14%超→超高齢社会:21%超〉)も、特筆した速さになっている。


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