行政書士過去問ドリル

解答 行政書士試験 平成19年49問

一般知識

○:2.ア500 イ2 ウ750 エ7


問49 現代日本の経済財政に関する次の文章について、空欄[ア]~[エ]に当てはまる数値の組合せとして、妥当なものはどれか。

近年の日本の名目GDPは約[ア]兆円弱で推移しており、この水準は世界第[イ]位であったが、2010年度に成長著しい中国に抜かれて順位を下げることとなった。また、日本政府は大きな債務を抱えており、この債務をどのように償還していくかが大きな課題となっている。政府が発行する普通国債残高は2013年度末には約[ウ]兆円になっており、利払費だけでも、年間でおよそ[エ]兆円の支出をもたらしている。少子高齢化の進展により、今後社会保障をはじめとする支出がますます増大すると考えられており、財政再建に向けた課題は多い。

選択肢(解答ページでは、出題時の順番に戻ります)

☓:1.ア300 イ5 ウ350 エ3

○:2.ア500 イ2 ウ750 エ7

☓:3.ア300 イ2 ウ350 エ3

☓:4.ア500 イ2 ウ350 エ7

☓:5.ア300 イ5 ウ750 エ7

解説

ア.「500(兆円)」
GDPとは、ある国において一定期間に生み出された付加価値の合計を表す経済指標である。また、GDPには、名目GDPと実質GDPがあり、前者は、単純計算によって算出されるのに対し、後者は、物価の変動による影響を考慮して算出される。 そして、近年の日本の名目GDPは、下記表の通り500兆円弱で推移している。
年度名目GDP実質GDP
2006年度506.7兆円512.5兆円
2007年度513.0兆円523.7兆円
2008年度500.2兆円518.2兆円
2009年度471.1兆円489.6兆円
2010年度482.4兆円512.4兆円
2011年度470.6兆円509.4兆円
2012年度475.9兆円519.6兆円
イ.「2(位)」
近年の世界のGDP順位は1位アメリカ、2位日本、3位中国、4位ドイツ、5位フランスで推移していたが、2010年に2位日本と3位中国が入れ替わることとなった。
ウ.「750(兆円)」
2013年度末の普通国債残高は約750兆円、国と地方を合わせた長期債務残高が過去最大の977兆円程度となっている(見込み数値)。 
エ.「7(兆円)」
利払費とは、国債の利子の支払いに充てられる費用のことである。
なお、10年物国債の近年の平均利回りは1%弱で推移している。


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