行政書士過去問ドリル

解答 行政書士試験 平成19年57問

一般知識

○:3.(ア)Wiki (イ)SNS (ウ)NGN (エ)VoIP


問57 インターネットに関する最近の用語についての次のア~エの記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

ア、ユーザがWebブラウザを利用してWebサーバ上の文書を書き換えるシステムである。ネットワーク上のどこからでも、いつでも、誰でも、文書を書き換えて保存することができる特徴を有する。
イ、コミュニティ型の会員制サービスを提供するWebサイトを指す。既存の参加者からの招待がないと参加できないというルールになっているサービスが多かったが、近年では誰でも登録できるサービスが増えている。
ウ、電話サービスや映像通信サービスなどを、統合的に実現するIPネットワークであり、従来のインターネットでは困難であった通信サービス品質やセキュリティー等を自由に制御できるという特長を有している。
エ、IP電話を実現する中心的な技術の一つである。IP電話はIPネットワークを用いて通信を行うため、一般に既存の電話網と比較して、安価であるが、音声品質はベストエフォート・レベルにとどまっており、また、停電等の災害にも強くない。

選択肢(解答ページでは、出題時の順番に戻ります)

☓:1.(ア)NGN (イ)SNS (ウ)Wiki (エ)MVNO

☓:2.(ア)Wiki (イ)NGN (ウ)SNS (エ)ADSL

○:3.(ア)Wiki (イ)SNS (ウ)NGN (エ)VoIP

☓:4.(ア)SNS (イ)NGN (ウ)Wiki (エ)VoIP

☓:5.(ア)NS (イ)Wiki (ウ)NGN (エ)ADSL

解説

ア.Wiki。
Wiki(語源はハワイ語のWiki wikiで「速い」を意味する。)とは、ユーザがWebブラウザを利用してWebサーバ上の文書を書き換えるシステムやソフトウェアである。
その特徴として、ネットワーク上のどこからでも、いつでも、誰でも、文書を書き換えて保存することができるという長所があるため、ネット上における共同作業での文書の作成・更新に活用されている。
このシステムを用いた例としては、百科事典の無償オンラインサービスのウィキペディア(Wikipedia)がある。
イ.SNS。
SNS(Social Networking Service)とは、コミュニティ型の会員制サービスを提供するWebサイトのことで、代表的なSNSとしては、日本最大の会員数を持つmixi、モバイル向けのGREE、海外では世界最大の会員数を持つFacebookなどがある。
以前は、既存の参加者からの招待がないと参加できないというルールになっているサービスが多かったが、近年では誰でも登録できるサービスが主流であり、先に例示したmixi、GREE、Facebookは、いずれも現在は登録制である。
ウ.NGN。
NGN(Next Generation Network)とは、電話サービスや映像通信サービスなどを、IP技術を利用することで統合的に実現する次世代電話網で、従来のインターネットでは困難であった通信サービス品質やセキュリティー等を自由に制御できるという特長を有している。
エ.VoIP。
VoIP(Voice over Internet Protocol)とは、音声を各種符号化方式で圧縮しパケットに変換した上で、IPネットワークでリアルタイム伝送するというインターネット電話の一種であるIP電話を実現する中心的な技術の一つである。
IP電話はIPネットワークを用いて通信を行うため、一般に既存の電話網と比較して安価であるが、音声品質はベストエフォート・レベルにとどまっており、また、停電等の災害にも強くない。


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