解答 行政書士試験 平成20年57問
一般知識
○:5.ウィキペディア(Wikipedia)とは、イギリス発祥の出版事業者が運営する百科事典の無償オンラインサービスのことである。
○:5.ウィキペディア(Wikipedia)とは、イギリス発祥の出版事業者が運営する百科事典の無償オンラインサービスのことである。
問57
インターネットおよびその利用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
選択肢(解答ページでは、出題時の順番に戻ります)
☓:1.インターネットの歴史は、アメリカで国防用を主目的として開発されたコンピュータネットワークの構築に遡るといわれる。
☓:2.IPアドレスとは、インターネットに接続しているコンピュータごとに振られている識別番号のことである。
☓:3.クッキーとは、Webぺ一ジにアクセスした利用者を、Web・サーバ側でチェックするための機能である。
☓:4.Web2.0とは、ネットワーク型、双方向型の高度な機能を有するビジネスを、旧来のビジネスモデル(1.O)と比べた表現である。
○:5.ウィキペディア(Wikipedia)とは、イギリス発祥の出版事業者が運営する百科事典の無償オンラインサービスのことである。
解説
1.正しい。
1969年にアメリカ国防総省の国防高等研究計画局の下で構築された研究および調査を目的として設けられたコンピュータネットワークが(アーパネット)、インターネットの原型とされている。
長らくは、研究機関・大学や一部の企業などの間でのメール・ネットニュースの交換に使用されるに過ぎないものであったがその後接続コストの低下に加え、World Wide Web (WWW) の流行、さらにパソコン向けOSのインターネット接続対応により、一般的ユーザへも広く普及されるに至った。
2.正しい。
IPアドレスとは、インターネットやイントラネットなどのIPネットワークに接続されたコンピュータや通信機器ごとに割り振られている識別番号のことである。
インターネット上で正しく通信が行なわれるにはこの数値に重複があってはならないため、割り当てなどの管理は各国のネットワークインフォメーションセンターが行なっている。
3.正しい。
クッキーとは、Webサイトの提供者が、Webブラウザを通じて訪問者のコンピュータに一時的にデータを書き込んで保存させるもので、Webサーバ側が、訪問者のアクセス記録から利用者の管理をするために用いられている。
4.正しい。
Web2.0とは、2004年頃から登場し始めたネットワーク型、双方向型の高度な機能を有するWebの新しい利用法の総称のことで、旧来のビジネスモデル(1.0)と比べた表現である。
なお、アメリカのCMP社がアメリカとEUに商標登録を出願している。
5.誤り。
ウィキペディア(Wikipedia)とは、ウィキ(Wiki)という機能を使って、利用者が随時執筆や修正するという仕組みの無償百科事典のオンラインサービスのことで、アメリカフロリダ州の非営利団体であるウィキメディア財団によって運営されている。
したがって、イギリス発祥の出版事業者が運営しているわけではない。
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