行政書士過去問ドリル

解答 行政書士試験 平成26年52問

一般知識

○:5.(ア)IMF (イ)IBRD (ウ)GATT (エ)WTO


問52 次の文章の空欄[ ア ]~[ エ ]に入る語句の組合せとして正しいものはどれか。

第二次世界大戦後の国際経済は、1944年のブレトンウッズ協定に基づいて設立された[ ア ]と[ イ ]、1947年に締結された[ ウ ]を中心に運営された。
[ イ ]は大戦後の経済復興と開発のための資金提供を目的としていた。日本は[ イ ]からの融資を受け、東海道新幹線や黒部ダムなどを建設している。その後、[ イ ]は発展途上国の経済発展のための融資機関となった。
また[ ウ ]のもとでは8回の関税引き下げ交渉がもたれたが、それは貿易拡大による国際経済発展に貢献するとともに、その後[ エ ]の設立をもたらした。[ エ ]では、[ ウ ]の基本精神を受け継ぎつつ、交渉を続けている。

選択肢(解答ページでは、出題時の順番に戻ります)

☓:1.(ア)IBRD (イ)IMF (ウ)GATT (エ)WTO

☓:2.(ア)GATT (イ)IMF (ウ)WTO (エ)IBRD

☓:3.(ア)IBRD (イ)IMF (ウ)WTO (エ)GATT

☓:4.(ア)IBRD (イ)WTO (ウ)IMF (エ)GATT

○:5.(ア)IMF (イ)IBRD (ウ)GATT (エ)WTO

解説

ア.「IMF」 イ.「IBRD」
1944年のブレトンウッズ協定に基づき設立されたのは、IMF(国際通貨基金)とIBRD(国際復興開発銀行)である。
このうち、大戦後の経済復興と開発のための資金提供を目的とし、日本がその融資を受けて、東海道新幹線や黒部ダムなどを建設したのは、IBRDである。
その後、IBRDは、発展途上国の経済発展のための融資機関となった。
ウ.「GATT」 エ.「WTO」
1947年に締結されたGATT(関税及び貿易に関する一般協定)のもとでは、8回の関税引き下げ交渉がもたれたが、これは貿易拡大による国際経済発展に貢献するとともに、その後WTO(世界貿易機関)の設立をもたらした。
WTOでは、GATTの基本精神を受け継ぎつつ、交渉を続けている。


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