行政書士過去問ドリル

解答 行政書士試験 平成28年53問

一般知識

○:4,1995年に発生した阪神・淡路大震災では、都市部における大規模な火災や建物の倒壊などにより、100人を超える行方不明者が依然存在している。


問53

終戦(1945年8月15日)後の日本で発生した自然災害に関する次の記述のうち、妥当でないものはどれか。

選択肢(解答ページでは、出題時の順番に戻ります)

☓:1.終戦から1950年代にかけて福井地震や洞爺丸台風などの大きな自然災害が発生した。

☓:2,終戦から1950年代にかけて発生した自然災害による死者・行方不明者の合計は、1960年代から1980年代までに発生した自然災害による死者・行方不明者の合計を上回る。

☓:3,終戦から1980年代までに発生した自然災害で死者・行方不明者が最も多かったのは、伊勢湾台風であった。

○:4,1995年に発生した阪神・淡路大震災では、都市部における大規模な火災や建物の倒壊などにより、100人を超える行方不明者が依然存在している。

☓:5,2011年に発生した東日本大震災は、終戦後に発生した自然災害の中で最大の死者・行方不明者をもたらした。

解説

1.妥当である。
福井地震(ふくいじしん)は、1948年6月28日16時13分29秒に発生し福井県を中心に北陸から北近畿を襲った地震である。
洞爺丸台風が起こったのは1954年である。
したがって、本肢は妥当である。
2.妥当である。
終戦から1950年代にかけて発生した自然災害による死者・行方不明者の合計は約16,500人であるが、1960年代から1980年代までに発生した自然災害による死者・行方不明者の合計は1万人に満たず、本肢は正しい。
これは台風情報等の情報のなせる技だと思われる。
3.妥当である。
伊勢湾台風による死者・行方不明者は5,098人であり、第2位の福井地震を大きく上回っている。
4.妥当でない。
阪神・淡路大震災では、6,434人が死亡・行方不明となっているが、現在依然として行方不明なのは3人である。
なお、この3人については、認定死亡がなされていると考えられる。
5.妥当である。
東日本大震災における死者・行方不明者は18,000人を超えている。これは戦後最大の死者・行方不明者数である。


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