行政書士過去問ドリル

解答 行政書士試験 平成21年57問

一般知識

○:4.イ・オ


問57 2011年から実施されているテレビ放送のデジタル化についての次のア~オの記述のうち、誤っているものの組合せはどれか。

ア、デジタルテレビはハイビジョン(高画質)で放送されることが多いが、標準画質のデジタル放送も可能である。
イ、デジタル放送は双方向サービスであるので、上りの電話回線を用いなくても、オンデマンドの動画配信サービスを地上デジタル波を用いて受信できる。
ウ、アナログ受像機であっても、外付けチューナーを装着すれば、デジタル波を受信してテレビ放送を視聴することができる。
エ、地上波をVHF専用のアンテナで受信している場合、受像機のみならずアンテナも交換しなければデジタル放送を受信できない。
オ、デジタル放送が全国普及した2011年以降も、2015年までアナログテレビ放送が並行して放送される。

選択肢(解答ページでは、出題時の順番に戻ります)

☓:1.ア・ウ

☓:2.ア・エ

☓:3.イ・ウ

○:4.イ・オ

☓:5.ウ・オ

解説

ア.正しい。
日本のデジタルハイビジョンの放送用伝送規格としてはISDBが策定・運用されているが、ISDBは、あくまでデジタルハイビジョンの放送を含むテレビ放送全般の規格であり、従来の標準画質規格の放送規格も含まれているため、標準画質のデジタル放送も可能である。
イ.誤り。
オンデマンドの動画配信サービスをテレビで視聴するにはインターネット回線やケーブルテレビ回線等の通信を経てそれを専用機器等(セットトップボックス又は内臓)でテレビで視聴できるように信号を変換する必要があり、地上デジタル波を用いて受信することはできない。
なお、デジタル放送における双方向サービスとは、従来の【1】「番組提供者→視聴者」に加えて、【2】「視聴者→番組提供者」の働きかけ(例えば投票など)が可能となるサービスであるが、【2】については上りの電話回線、インターネット等を用いて行われるものである。
ウ.正しい。
地上デジタル放送チューナーを内蔵したテレビで視聴する他に、地上デジタル放送チューナーを外付ける方法及び地上デジタル放送チューナー内蔵のDVD・ビデオレコーダー又はパソコンをテレビと接続する方法などがある。
エ.正しい。
地上デジタル放送ではUHF電波を使用しているため、地上波をVHF専用のアンテナで受信している場合、受像機のみならずアンテナも交換しなければデジタル放送を受信できない。
オ.誤り。
デジタル放送とアナログテレビ放送が並行して放送されるのは2011年までで、アナログテレビ放送は2011年をもって終了した。


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