行政書士試験 平成21年15問
行政法 行政不服審査法
問15 次の記述のうち、行政不服審査法に関する問題点として、次の解説文中の空欄[Ａ]に挿入すべきでないものはどれか。
1962（昭和37）年制定の現行行政不服審査法は、それ以前の訴願法と比べれば、権利救済制度として大きく改善されたが、現在では、[Ａ]という問題点も指摘されている。また、1993（平成5）年の行政手続法の制定や2004（平成16）年の行政事件訴訟法改正などとの関係で、見直しが必要だと考えられるようになった。このため、行政不服審査法の抜本的な改正が検討されることとなったのである。
選択肢(タッチして解答 選択肢の表示順はランダムで変更されます)
2.取消訴訟を提起するためには不服申立てに対する裁決または決定を経ることが原則とされているため、権利救済の途が狭められている
3.審理にかなり時間を要しているのが実態であるため、簡易迅速という特色が生かされていない
1.行政不服審査法によらない不服申立ての仕組みが多数あるため、一般国民にとってわかりづらく、利用しづらい制度になっている
5.不服申立て期間が短いため、権利救済の機会が狭められている。
4.行政権の自己審査であるため、審理手続の運用において公平さに欠けるところが多い
この問題の成績
まだ、データがありません。